双葉のしおり

読んだ本の感想と紹介をするブログです

沼田まほかる『痺れる』 / 桜木紫乃『ホテルローヤル』 / 時雨沢恵一『キノの旅 19』

短いのでまとめて3冊

沼田まほかる『痺れる』

ホラーだろうか、サスペンスだろうか。
不気味な雰囲気のある短編集。

ドキドキするような恐怖ではなく、どこか不安感を覚えるような話が続く。

桜木紫乃ホテルローヤル

一件のラブホテルを舞台とした短編連作。

最初に収められているのは既にラブホテルが廃墟になった時代の話。
少しずつ時代を遡ったり戻ったりしながら、最後には開業時の話が収められている。

スタートが廃墟なせいもあるのだろうが、常にどこか虚しい雰囲気が漂っている。

時雨沢恵一キノの旅 19』

ライトノベルはもうシリーズものの続編しか買ってないことに最近気がつく。
年をとったなぁ。

最近の巻は、キノ、師匠、シズ、フォトそれぞれの話が収録されるようになっている。
相対的にキノの話が減ってるのに若干の寂しさも覚える……